線路の跡。

2021年、雨音が生まれた年

会場となる民宿「白汀苑」に紫陽花を植樹させていただいた。

この植樹会に支援してくださった方々のお名前を立て札に刻んだが

パートナー、お父さん、お母さん、お空に旅立った大切な誰かのお名前を希望される方もおられた。

7月上旬、比良に行った際に立ち寄ると、その紫陽花たちが今年も元気に咲いていた。

白汀苑の主人の今井さんを探すと、草刈り中で大汗をかきながら

「人参が生えてた」「いるか？」と言った

ひょろひょろの人参は丁重にお断りして、昼ごはんを食べていくことに。

土日はカフェ営業もされている。

食後、今井さんが話しかけてきて「片付けてたら、こんなものが出てきた」と本を見せてくれた。

古い本だ。どうやら、ここ、近江舞子の写真らしい

本のページをめくっていくと、時間が逆戻りしていく

写真から歓声が聞こえ、活気が伝わってくるようだった

そしてビックリしたのがこちら

江若鉄道。電車が走っていたらしい。全く知らなかった。

線路のあった場所は今となっては多くの車が往来する国道となった。

鉄道はJRとなり今も残っているが、その線路は琵琶湖からいく分離れた高架の上を走ることになる

今井さんが子供の頃は電車が走っていたそうだ

下の写真は白髭神社と電車。のどかで良い風景だ。